
Kitzbühelに向かう前日、バイエルン独日協会の理事にご紹介いただき、Bergの陶芸家Gudrun Paysenさんの工房を訪問しました。
Paysenさんは、約50年前、仕事をきっかけにご夫妻で来日された際、日本の美術や文化、とりわけ陶芸に魅了され、基礎から陶芸を学び始めたそうです。ドイツへの帰国を挟みながら、通算約12年間にわたり日本で陶芸を学び、制作に取り組まれました。現在はBergで作陶を続けていらっしゃいます。
ご主人のLüder Paysenさんは、BMWジャパンの創設期から経営に携わり、社長・取締役を務められた方です。現在は、バイエルン独日協会の名誉会長でもあります。


ご夫妻には、作品の数々や工房をご紹介いただいたほか、素敵な日本庭園もご案内いただきました。お庭の中には、なんと本格的なお茶室も。現在はあまりお使いになっていないそうですが、「次回はぜひこのお茶室を使ってください」という嬉しいお声掛けをいただきました。

せっかくの機会なので、葡萄灰釉や藁灰釉のお茶碗を数碗購入しました。作陶には、主に山口県萩の採石場から取り寄せた日本の土を使っておられるそうです。
購入したお茶碗と持参した抹茶・菓子で、さっそくPaysenさんご夫妻に一服差し上げました。


また、これらのお茶碗はキッツビューエルやヘルシングでの茶会でも使わせていただきました。旅先で出会った陶芸家の作品を、その旅の茶会で用いることも一つのご馳走です。
素敵なご縁をいただき、それがさらに次のご縁へとつながっていくことを、ただただ有難く感じています。次回はぜひPaysenさんのお茶室で一服差し上げることができればと思います。
