Chanoyu demonstration during a tea gathering in Kitzbühel, Austria.

オーストリア・チロル州のキッツビューエル(Kitzbühel)市からお招きいただき、2026年7月19日・20日の2日間、茶の湯のセッションを開催いたしました。

「キッツ」の愛称で親しまれるキッツビューエルは、アルプス山麓に位置する美しいリゾート地です。日本の山形市とは1963年に姉妹都市盟約を結び、長年にわたって交流を続けています。滞在中は、お茶会だけでなく、美しい街並みと雄大なアルプスの景色も楽しませていただきました。 

Alpine landscape in Kitzbühel, Austria.

 

19日は一般の方、20日は子どもたちを対象に開催。両日とも多くの方にご参加いただきました。点前の実演の後、お一人おひとりに薄茶を点てて召し上がっていただき、その後は参加者の皆さまにも実際に薄茶を点てる体験をしていただきました。

19日の参加者の中には、日本を訪れたことがあるという方や、いま日本語講座を受講しているという方も。茶の湯の精神性や、近年海外でも関心が高まっている抹茶についての質問も多く、日本文化や茶の湯そのものへの関心の高さを感じました。 さまざまなご質問を頂戴しながら、皆さまと和やかな時間を過ごすことができました。 参加者の方々にとって、日本の伝統文化に触れ、茶の湯を通して非日常のひとときをお楽しみいただく機会となったのであれば、何より嬉しく思います。 

Group photo after the adult Chanoyu session in Kitzbühel.

20日は元気いっぱいの子どもたちが参加。点前の実演中、じっと静かに座って見ていてくれました。点前の持つ雰囲気を感じ取ってくれたのかもしれません。その後の薄茶を点てる体験では、友達と一緒に楽しそうに、一生懸命取り組む姿も。最後には、素敵なプレゼントもいただきました。

Children taking part in a matcha-making experience in Kitzbühel.
Group photo with children after the Chanoyu session in Kitzbühel.

ふとしたご縁から実現した今回のお茶会。準備には大変なこともありましたが、終わってみれば忘れがたい素晴らしい二日間となり、感謝の気持ちでいっぱいです。現地で多くの方に支えていただけなければ、今回のお茶会を無事に終えることはできませんでした。改めて、ご縁の有難さを感じずにはいられません。

関係者の方からは「ぜひまた来年も」という嬉しい言葉をいただきました。

この素晴らしいご縁が、これからも続いていくことを願っています。

Vielen Dank, Kitzbühel!