
2025年2月15日(土)「茶の湯とチェロ」@サントリーホール(ブルーローズ)
無事に終演いたしました。
お越しいただいた多くのお客様、スタッフや日本チェロ協会の皆さま、そして何より共演者の門脇大樹さん、佃良太郎さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
素晴らしい共演者のお二人に恵まれ、本当に楽しく幸せな約半年の準備期間を過ごすことができました。3人が対等な立場でさまざまなアイデアを出し合い、時間をかけて練り上げたことで、今回の緊張感ある公演が実現したのではないかと思います。
開演直前の「お調べ+調弦」から「文楽」の演奏が終わるまでの約30分、凛とした緊張感が漂う舞台となりました。


演奏後の出演者3人によるトークでは、同世代のメンバーが集まった経緯やどのようにして舞台を作り上げていったかといったことをお話しましたが、こちらも楽しんでいただけたようです。

公演後の呈茶席には60名ほどの方にお越しいただき、本番中の緊張感とは打って変わって和やかな雰囲気の中、お点前や茶の湯に関する説明などをしながら薄茶を楽しんでいただきました。

公演後には、サントリーホール総支配人から、サントリーホールで今回のような形でお点前や呈茶席を行ったのは初めてではないかということや、舞台で掛けていた軸に含まれていた「寿」という字と、サントリーの昔の屋号「寿屋」とのつながりなどをご教示いただきました。図らずも、各所で数々のご縁が生まれていたようです。
スケジュールの都合上、公演前、そして公演後の呈茶席への舞台転換は短時間で行わざるを得なかったのですが、ホールスタッフの方々の職人芸のおかげで、なんとか間に合わせることができました。多くの人の支えがあって公演が成り立っていることを改めて実感した瞬間でもあります。
1年前のちょっとした立ち話から始まった今回の企画、まさかこのような形で実現するとは夢にも思いませんでした。前例のない試みにもかかわらず、このような企画・出演の機会を与えてくださった日本チェロ協会には、心より御礼申し上げます。
今回のコラボ企画が更なる発展を遂げ、さまざまなところにご縁が繋がっていくことを願いながら、今後とも精進を重ねて参ります。

写真(最後の集合写真を除く):藤本 崇
